About
パナマの僻地で2年を過ごす。それはまさに自分への挑戦でもあり、夢でもあった。電気なし、水なしの究極の生活。この生活を通して感じた全てのことを記録しています
首都パナマシティー
2006/04/29
やはり、僻地ばかりじゃ疲れてしまう。
おいしい料理が食べたくなる時もある。
そんなとき、やってくるのがここ。首都パナマシティーだ。
疲れを癒すため、美味いものをいっぱい食べたり、大型ショッピングセンターでお買い物したりと軽い小旅行を味わっている。
ここはまさにオアシス。でも、首都と地方でこれほどの差があるのは良くないことだと思う。地方格差、貧困格差という言葉が頭の中をよぎる。
だからと言って、すべてを整えることが本当に幸せなのかどうかという問題もある。
先進国日本ではあまり感じ取れないものが、この国にはまだ残っている。
家族団らん
2006/04/16
村に行くまでの交通手段
ブタ生活
2006/04/14
最近、またもやブタが産まれました。
ブヒ!ブヒ!くちゃくちゃくちゃ(モノを食べる時の音)
ブヒーーー!(追いかけ回すと叫ぶ)
で、静かになったなぁと思い様子を見に行くといつもこのとおり。
昼寝。
しかも、無駄に重なり合い過ぎ!
豚って、木とか石とかに自分のお尻をごりごりこすり付けてかゆみを取り除こうとするクセがあるんです。クセっていうか習性なんでしょうね。写真のこいつらも、すでにこの技を覚えてて、手頃な石を見つけては「ごりごりごり、ブヒ!」って。
そんな豚が「かわいい☆」なんて思ったら大間違い。こいつら真夜中にもごりごりごり、くちゃくちゃくちゃ、ブヒブヒやってるから腹が立つ。
眠れないのだ。
数ヶ月もすれば、美味しく頂けるだけに文句は言えないけど、人の眠りは邪魔するなーって感じです。
牛の大移動
必見!これが村の台所!!
今いる村には、電気がありません。
ということは、当然ガスもないわけで…。
写真のように石を用いた簡易かまどです。
暗くてみにくいかもしれませんが、昼間もこのように暗いのです。
パナマの一部の村落では、粘土を固めて作った「かまど」を使用しているいる地域もあります。しかし、ここはそんなものも無い。でも、村のおばちゃんたちは薪を効率よく投入し、無駄の無い調理をしています。
実際、炊飯器で炊いたご飯より、こっちの方が断然美味い。
ちなみに、この写真はトウモロコシを挽いて練ったもので「トルティージャ」っていいます。本来は揚げもの料理なんですが、ここの地域では何故か焼く。でも、これが結構美味い。外はかりかり中はふわふわです。
いつもの寝床
2006/04/13
本邦初公開!って騒ぎでもないが自慢にもならない寝床をお見せします!
写真を見て自分が驚いています。こんな生活をしていたなんて
一応2段ベッドだけど幅は自分の肩幅よりちょっと。だから寝返りできない。さらに、壁際には常にカサカサする奴らがいる。例えばゴキちゃんとか。タランチュラなんかもいたり…
このベッドは、ガタガタ揺れたりしないから安心して睡眠できるんだけど、それ以外のことがあって安心できない。ぐっすり眠れるぐらい時間はたーっぷりあるはずなのに、どうも気になる。それは体臭だ。
水が十分に確保できる環境でもない為、自分の体の匂いも気になってくる。でも、時間の経過とともに感覚が麻痺してきて、この匂いが当たり前とも思ってしまう。
このベッド一つだけでも、そんなエピソードがあるんですね。
ここは家というよりは物置小屋のほうが日本語としてふさわしいかもしれませんね。
あ、ベッドの上のパイナップル
これはこの写真を撮った日の戦利品です。いえぃ!
僻地生活の始まり
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