トウモロコシの芯、皆さんはどのように使いますか?
パナマでのトウモロコシはデントコーンという品種で、日本では飼料作物として利用されるものです。しかし、こちらでは食用として作られています。スイートコーンのように甘くなく、当然美味しくないです。挽いたトウモロコシを練り込んで作った【お焼き】が主な調理法です。
ところで、この写真はそのトウモロコシの【芯】です。
我が村ではこの芯の面白い利用法があるので紹介したいと思います。
着火材として利用する
トウモロコシの実だけでなく、芯の方にも油分が含まれています。その為火がつき易いのです。村では、ガスコンロよりも薪でご飯を炊く方が好まれており、トウ モロコシの芯をかまどに放り込んで薪に火をつけるのです。これだと、有害なガスが発生すること無く安心して着火できますね。昔の人々の知恵に驚かされたも のです。
ビンの栓として利用する
こちらの村では糖蜜などの保存に酒類に利用されている空きビンがよく利用されます。しかし、フタの部分は無くし易く、写真のように トウモロコシの芯をビンの栓として代用するのです。これが意外と便利で、泉都便の密着度も高く保存性にかなり優れているのです。このフタを無くしてしまっ たら、またトウモロコシを差し込めば良いのです。
ビンの再利用を日常的に行っている村人の姿は、我々、都会を知っている人間には輝いて見えました。
トイレで利用する!?
これは一体どういうことなのか。最初に村人から教えられたときは理解に苦しみました。
なんと、このトウモロコシの芯がトイレットペーパーの役割を果たすとい うのです。写真のトイレの隣に備え付けてあるバケツにドッサリと芯が入れてありました。
私は、恐ろしくて使ったことはありません。
どのように拭き取るのかも想像できません。どなたか勇気のある方、一度試してこちらに一言コメントして頂きたい所です。
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