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パナマの僻地で2年を過ごす。それはまさに自分への挑戦でもあり、夢でもあった。電気なし、水なしの究極の生活。この生活を通して感じた全てのことを記録しています

村の創設者

2006/10/26

僻地生活の舞台、川の源泉から清涼な水のながれるこの村を作り上げた人の一人に会うことができました。
話によると100歳を超えているらしいです。この写真は、衣装をきているように写っていますが、これが当時の普段着です。現地で【ポジェラ】と呼ばれており、今では、この服はパナマの民族衣装として扱われています。日本でいう和服に相当するものと言ってよいでしょう。

このおばちゃんの服はいわゆる作業着にあたる種類。当時はミシンなど無かったので、すべて手縫いで制作していたそうです。他に外出用として更に刺繍などの 細工が施してあるポジェラもあります。こちらは高価なもので10万円以上で取引されるそうです。パナマの平均所得が月3
万円から4万円。それを考慮すると いかに高価なものか分かるはずです。

ちなみに、当時ポジェラを作るときは写真のように糸から作っていたそうです。おばちゃんが手にしているのはその糸をよじる為の道具です。

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