Pages

About

パナマの僻地で2年を過ごす。それはまさに自分への挑戦でもあり、夢でもあった。電気なし、水なしの究極の生活。この生活を通して感じた全てのことを記録しています

そろそろオレンジが収穫できるようになりました

2006/07/14

パナマのオレンジは大きく分けて2つの収穫期があります。

雨季の7月中旬から9月上旬と乾季の12月から2月です。

まさに今はオレンジの旬な時期を迎えているのです!
家の目の前に立ってるオレンジの木もたくさんの実をおいしそうに付けています!

我慢より味見 このオレンジ、少々青く、食べるにはまだちょっと早いんです。
しかし、オレンジ好きの自分としては我慢して待つよりも、一刻も早い味見の方が重要なのです…。勝手な都合なんですが、味見最優先ということで一個だけその木から拝借しました。

パナマ流のオレンジの味わい方
こちらパナマには、少々変わったオレンジの味わい方があります。
三日月型に切って食べるのではなく、飲むのです。それでは簡単に説明させてもらいます!

まず、写真(左)のようにナイフで表皮を剥き飲むための準備をします。

  

この時注意しなければならないのが、表面だけをきれいに剥くことです。あ、写真(右)の向き加減はダメですね。穴を発見してしまいました。

本当の100%ジュース 先に飲むと言ったとおり、写真(右)の切り口から『ちゅーちゅー』と果汁のみを吸い取るのです。

これが実に贅沢な気分になれて気持ちよい。
オレンジを丁寧に切って食べる時より、優越感が増すのです。

この方法、別にコップなど用意する必要性がないと言う点で、非常に理にかなっているんですね。

じゃぁ、ナイフがないと飲めないじゃん こんな声もあるだろうが、その心配は必要ありません。こちらでの農作業中は、必ず何らかの刃物を持っています。そして、喉が渇いたなぁと思えば、その手に持ってるナイフで皮を剥き、ちゅーちゅーオレンジ果汁を吸うんです。

皮むきの奥深さ 畑作業よりも、この皮むき作業!?を一生懸命やってます。

既に写真の剥き具合に自ら気づき、ダメだししているように、農作業用ナイフでの皮むきは難しいんです。この写真のようにオレンジの一部に穴があいてしまうと、吸い付いたときに大後悔!

「ぷしゅーー!」って果汁の水鉄砲をやってしまうんですね。

何回も皮むきの練習と果汁の吹き出しを繰り返し、おやっさんたちにも笑われながら、コツをつかみ何とか一人前の皮むきができるようになりました。

0 件のコメント:

 

Most Reading