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パナマの僻地で2年を過ごす。それはまさに自分への挑戦でもあり、夢でもあった。電気なし、水なしの究極の生活。この生活を通して感じた全てのことを記録しています

オヤジたちの熱い想い

2006/07/13


雑草ではありません。
実はトウガラシの苗なんです 先日、おやっさんが最近始めた育苗です。

「最近、育苗はじめたから見に来いよ」なんて威勢のいいこと言うもんだから、一緒に畑を見に行くとこんなものが目に入ります。お花のジュータンじゃありません。トウガラシです。まるで雑草のように大量に生えています。びっくりです。目を何度もこすりたくなりました。

でも、夢じゃなくて現実でした。

普通、育苗と言えば、種を無駄にしないように丁寧に播くものです。日本では当たり前。パナマでも育苗の方法は違えど、育苗する根拠は同じです。当然、一本すじを書くように播きます(すじ播きといいます)。ところがコレ。まるで花咲か爺さんのようにばら播きしてあるじゃありませんか。

なぜ!何故こんなことになっているのか。

早速、おやっさんに質問してみました

『なぜ、こんなにも種をまいてしまったのですか?』

僕の質問に対し、少し照れ笑いをしながらおやっさんは答えてくれました。
こちらで入手できるトウガラシやピーマンは発芽率が非常に低からだそうです。それを心配して播いたと言っていました。だからといってこんなに播くことはないんじゃないのか。思わずおやっさんに突っ込んでしまいました。

結局、謎は謎のまま 畑仕事に気合いが入りすぎたのか、手がすべって「ワサッと」播いてしまったのか、原因は解明していません。実際、おやっさんも予想外に苗ができてしまい困惑している模様。今後、これをどうやって処理していくかが課題です。

おやっさんの思考では「これだけ種をまけば、十分な苗が手に入る」と計算していたのでしょうか?

世の中いろんな不思議があるんだなぁと感心させられます。

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