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パナマの僻地で2年を過ごす。それはまさに自分への挑戦でもあり、夢でもあった。電気なし、水なしの究極の生活。この生活を通して感じた全てのことを記録しています

隣の村へ冒険する

2006/08/23

以前、公共事業として橋の建設が行われていました。
その当時の写真です


現金を稼ぎ出す唯一のチャンスだっただけに、村のほぼ全ての男達はこの建設事業へご出勤。建設終了するまでの約3ヶ月間、一人寂しく畑で作業していたのを思い出します。
(まぁ、自分の食べたい物が作れたんで結果的には良かったんだけど・・・)

そんな、苦い思い出の詰まった公共事業がどうやら終了したようです。建設中の写真を見ても分かる通り、橋を造るというより、コンクリを川に流し込んで足場を作っているだけのような橋。そんな橋がついに完成したようです。


早速見に行ってきました


実は見に行くというほど今住んでいる家から遠い訳ではない。徒歩3分ほどで橋にたどり着くのだが、村にいるとどうも自分の尻は重くなるようです。つまり、出不精になってしまうんです。そんな事情があったため橋が完成してから1ヶ月ほど遅れての視察となりました。



重い腰を上げたついでに、この川の向こうのさらに山を越えた所にある隣村にもちょっと顔を出してきました。以前、ここには橋など無く、周辺住民が自分たちで作ったと思われる『超』デンジャラスな橋が利用されていました。丸太一本の橋です。橋というより、木の棒ですね。<<写真(左)>>

ところが、この橋を渡りきっても気を緩めることはできません。心臓破りの坂が待ち構えているのです。・・・と以前はこんな感じで苦しんでいたのでした。


今回は、おかげさまで「橋」があるので最初から緊張感を持つ必要がありません。ルンルンとした気分で橋を渡り、その後の坂で苦しむだけです。それでも、以前に比べたら随分楽になりました。そして、久しぶりに訪れた隣村は、以前と全く変わっていません。僻地感たっぷり溢れる風景を写真全体から感じ取ることができますね。<<写真(右)>>

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