
この写真の説明の前に、まずパナマのお風呂事情を説明しなければなりません。パナマでは基本的に諸外国と同様シャワーを浴びることが【入浴】となっています。つまり湯船に入る習慣はありません。首都圏と地方の一部の階層の人たちを除いて、お湯シャワーを使っている家庭は非常に稀なのです。

つまり、お風呂自体がないのです。風呂と言っても塩ビの水道管を引き延ばして、上から 水を垂れ流すように設置し水浴びをする程度。風呂好きな日本人には耐えられないのではないのでしょうか?正直自分も最初はキツかったです…。簡易シャワー は、この写真に写っているトイレの構造に似通っており、トイレと同様、家の外に建てられています。
こういった状況があるので村での入浴事情は悲惨なものです。
この村に住み着き始めた当初は、どうやって自分の体を少しでも清潔に保つかで苦労しました。そこで、思いついたのが【川で泳ぐこと】。
苦肉の策です。日本では【川で泳いだから】風呂に入るという考え方になると思いますが、ここでは川でもいいから水に入りたいという考えになります。いえ、なってしまうのです。2日に1回はこうやってよく泳いだものでした。
おかげさまで、今は簡易シャワールームを所有するご家庭に恵まれ(といっても粗末なものですが)断水しない限りの範囲で【水浴び】のできる生活です。
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